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「芸術体験ひろば」 特集NO.12
2006年5月3日〜5日、芸能花伝舎主催「芸術体験ひろば」が開催され、5日の「子どもの日スペシャル企画〜できるかも!和楽器で和の響き体感〜」に清元協会も参加しました。
三曲(箏)・長唄(囃子鳴物)・琵琶の演奏家の方々と一緒に参加したこのイベント、和楽器に自由に触って音を出し体験していただくもので、演奏家による実演披露もある盛りだくさんのイベントでした。当日の様子をご紹介しましょう。

清元協会は三味線の指導を担当。子どもの日のイベントとあって、多くの子供たちがこのイベントに参加してくれました。延寿太夫・菊輔らの指導のもと、“佃(つくだ)の合方”というメロディーをみんな一生懸命にお稽古して、参加者の皆さんの中から数名の方に清元の裃(かみしも)をつけて舞台に出てお稽古の成果を披露していただきました。

三味線の手ほどきをする延寿太夫と菊輔 参加者の方に清元の裃を着けて
練習の成果を発表してただきました

また、体験の合間に栄志太夫、延秀佳、延勇輝、美十郎らの演奏による『旅奴』も披露。清元の生演奏を聞いて迫力を感じていただきました。

熱心な子供たちと、延寿太夫ら指導陣 体より大きなお三味線でも、
がんばって弾いてみます!
熱心な子供たちが沢山きてくれました。 「旅奴」の実演。
左から延勇輝・栄志太夫・延秀佳・美十郎
【監修】 清元協会理事 清元栄志太夫