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夏休みこども文化体験プログラム 「和楽器(三味線・お囃子)体験」 特集NO.16
平成18年7月26日(水)、夏休みこども文化体験プログラム「和楽器(三味線・お囃子)体験」が開催され、清元を体験していただきました。
主催:新宿区
企画共催:芸能花伝舎(芸団協)
協賛:長唄協会・清元協会

夏休み中の小中高生を対象に、普段の日常生活ではなじみが無くなってしまった日本の大切な伝統文化、その伝統文化の中の邦楽にピントを絞り、手に触れたり・お稽古して演奏にチャレンジ・プロと受講生の合奏・最後にプロの演奏を鑑賞する、という盛り沢山なメニューを体験して頂きました。
長唄のお囃子の方々と一緒に清元からは栄志太夫、一太夫、雄二朗、美十郎、延秀佳、延栄一、延古摩寿、延美雪が参加しました。
以下のプログラムを午前・午後の計2回行いました。
1) 四季三番草より 千早振る〜富貴草 迄をお囃子さんとデモ演奏した後、受講生を清元教室とお囃子教室に二分する。
2) 四季三番草の冒頭の とうとうたらり たらりら たらりあがりと 千早振る 神の昔に あらなくに と二箇所の三味線の稽古を約40分。
3) 清元組とお囃子組の受講生の入れ替え。
4) 2)と同じ授業の反復。
5) 2分されていた受講生同士が合流して合同演奏、ワァーっとみな感激。
6) 邦楽をより理解してもらいたく「お祭り」のキヤリからご神木の締め縄 迄をお囃子さんと演奏。
一心不乱に三味線にチャレンジして「面白い」を連発してくれた女の子、男子小学生が笑顔で「三味線って良い音だね」と喜んでくれたり、「やっぱり来て好かった」といってくれた高校生の笑顔が印象に残りました。
>>「芸能花伝舎」のホームページはこちらをご覧ください。
【監修】 清元協会理事 清元栄志太夫、清元延志寿佳