昭和23年から二世清元一壽郎(いちじゅろう)に手ほどきを受け、同26年三世清元榮次郎(えいじろう)(後の清元榮壽郎(えいじゅろう))に入門して内弟子となって研鑽に励み、同27年清元榮三(えいぞう)を名乗り、同28年に初舞台を踏んだ。同47年初めて立三味線を勤める。
平成5年には芸術祭賞を受賞し、その演奏は高く評価されている。
平成元年に清元協会理事、同15年から副会長となり、後継者の育成及び斯界の向上発展に努めている。 (本名小柳泰一、67歳) |
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【略歴】 |
昭和 23年 |
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二世清元一壽郎に手ほどきを受ける |
昭和 26年 |
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三世清元榮次郎(後の清元榮壽郎)に入門 |
昭和 27年 |
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清元榮三を名乗る |
昭和 28年 |
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「木蘭(もくれん)物語」で初舞台 |
昭和 47年 |
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初めての立三味線 |
平成 元年 |
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清元協会理事(同15年まで) |
平成 5年 |
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芸術祭賞 |
平成 15年 |
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清元協会副会長(現在に至る) |
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◆清元節三味線での人間国宝 既認定者◆
清元 榮壽郎 (きよもと えいじゅろう)
(昭和30年2月〜昭和38年3月)
二世 清元 壽兵衛 (きよもと じゅへえ)
(昭和31年4月〜昭和41年6月)
清元 榮三郎 (きよもと えいざぶろう)
(平成8年5月〜平成14年12月)
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◆清元節浄瑠璃 重要無形文化財の概要◆
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清元節(きよもとぶし)は、19世紀初めに創始され、歌舞伎舞踊の伴奏音楽や、音楽そのものを鑑賞する素浄瑠璃(すじょうるり)として発展した。その特色は派手で軽妙な点にあり、語(かた)りの清元節浄瑠璃と楽器演奏の清元節三味線で構成される。
清元節三味線は、技巧に富んだ語りをいかすために、澄んだ柔らかい音色を基本とし、音量や技巧の点で控えめに演奏されるため、一層高度な技術が要求される。芸能史上重要で、芸術上の価値も高いものである。 |
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