清元 延寿太夫 | 文化11(1814)年、初世清元延寿太夫が清元節を創設し、江戸時代にできた浄瑠璃のなかではもっとも新しいといわれる清元節ですが、以来180余年にわたって、日本の近代芸能文化の発展をささえて参りました。 清元など伝統芸能は、一般的にかたく、むつかしいという印象をもたれがちですが、特にここ数年、日本芸術文化の担い手たちが様々なジャンルで活躍し、あたらしい風を吹きこんでいます。その結果、古い印象にとらわれずに、伝統芸能の持っている美しさを純粋に楽しむ人が増えてきているように感じています。 このたび「清元協会公式ホームページ」を開設させていただきましたのは、そういった時代の流れに、画面を通して清元宗家および社中の活動を伝えて行く事が、清元発展にも結びつくことであり、また、清元を愛して下さる人々が一つにまとまるためにも、大事な役割をはたしてくれるものであると考えるからです。 このホームページでの活動を通じて、より広く皆さまに清元のすばらしさが伝わりますことを願っております。 |
|